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天国に2番目に近い島?リフー島北部ツアーに大満足

2009/5/06~2009/5/06
リフー島
自然
首都ヌーメアから35分で、まったく違う文化を体験できるリフー島。フランス文化とは違う、昔ながらの生活を守る島で、手つかずの海と伝統に触れる探検ツアーはいかが?
2009/5/13 福田梓

リフー島へ上陸!


首都ヌーメアから空路40分のリフー島。
映画「天国にいちばん近い島」で知られたウベア島の隣にある、まさしく天国に2番目に近い島です。

メラネシア文化とポリネシア文化が色濃く融合された伝統が今なお残る島です。

本島とは違う旅はいかがですか?

森を抜けてドレウ・ヴィラージュへ

【写真左】 青のグラデーションが楽しめるラグーン【写真中央】 バンガローへと続く道。南国の植物も楽しめます【写真右】 レストラン前に広がるプール。リゾート気分を盛り上げます
空港から、右も左も緑・緑・緑の一本道を走ること約20分。
まず到着時のゲストを釘付けにするのは、木々の隙間からチラリと見える海の色。
スイートカクテルのような海の色、青いグラデーション。
きれいな海は数々あれど、本当の本当に手つかずの海を見たことがありますか?
ここには、あるのです。
ドレウ・ヴィラージュのお部屋はビーチ沿いにあって、全室バルコニー付。
客室はバンガローとスイートのみ。スイートはバンガローの2倍の広さがあり、とってもおすすめです。
リフー島には、小さな民宿や宿泊施設がありますが、カジュアルリゾートの雰囲気を味わえるのはここだけ。
とっても居心地がいいのです。

【写真左】 青のグラデーションが楽しめるラグーン
【写真中央】 バンガローへと続く道。南国の植物も楽しめます
【写真右】 レストラン前に広がるプール。リゾート気分を盛り上げます

島の北部観光ツアーへ

【写真】 原始時代から続くメラネシア式伝統家屋「カーズ」

ホテルのオプショナルツアーで北部観光へ。(北部と南部の観光ツアーが一日おきにあります)

まず向かうのは、ナタロの大酋長の家。リフー島では、地区ごとに小酋長がおり、さらにその上に3名の大酋長がいます。

大酋長の家は、メラネシア式の伝統家屋の「カーズ」。

カーズの骨組みは、3本の大木とそれを支える、数本の木からできています。

原始時代から受け継がれるピラミッド型の階層を表しているとか。

カーズは、島内のあちこちで見られ、生活住居としてだけでなく、会議などにも使われます。
【写真】 原始時代から続くメラネシア式伝統家屋「カーズ」

ノートルダム・ド・ルルド教会からの絶景

【写真上】 エアソ半島先端から眺めた絶景。南洋杉がニューカレドニアらしい!【写真下】 右も左も飽きない大自然!

カーズの次に向かうのは、島の北西、サンタル湾をみおろすノートルダム・ド・ルルド教会。

エアソ半島の切り立った崖の上にある教会で、ここからの眺めは・・・絶景です。

手前に広がるエアソビーチは、「リフー島で最も魚が多く、シュノーケルポイント」であると現地の方が教えてくれました。
【写真上】 エアソ半島先端から眺めた絶景。南洋杉がニューカレドニアらしい!
【写真下】 右も左も飽きない大自然!

  

【写真上】 これがまさしくバニラ! 茹でて乾燥させると黒っぽい色になります【写真下】 宣伝バッチリのメッセージ。ハイビスカスを添えて。
 


絶景を後にして、続いてはさらに北へ向かって、バニラ農園へ。森の奥へ奥へと入るとそこは南国植物のパラダイス。

さまざまな植物や花々が生い茂る中にぽつりぽつりとバニラがあります。

バニラって、さやえんどうみたいな形をしているんですよ。びっくりです。

さらに、ここではバニラコーヒーを出してくれます。

バニラの甘い香りはせず、飲んでみると少しバニラの味がするような? といった感じです。
農園にはノートが置いてあり、訪れた人々がメッセージを書くことができます。

観光客の大半がフランス人のため、フランス語のメッセージが多いのですが、私も日本語で書いてきちゃいました。
【写真上】 これがまさしくバニラ! 茹でて乾燥させると黒っぽい色になります
【写真下】 宣伝バッチリのメッセージ。ハイビスカスを添えて。

ドキン岬は断崖絶壁!

【写真右】 ドキン崖からの景色。

最後の観光ポイントは、リフー島最北のドキン岬。
リフー島は砂浜のビーチと切り立った崖に囲まれている不思議な島。ここは断崖絶壁で、50m程の高さがあります。

上から見ても、下を泳ぐ魚の姿が肉眼で見えるほどの透明度。くっきりとした水平線が地球の広さを物語ります。
全部で3時間ほどの半日観光でした!

【写真右】 ドキン崖からの景色。

マウンテンバイクで、いざペングビーチへ!

【写真上】 このホワイトサンドビーチ!さらさら!真っ白!しかも見たこともないようなきれいな貝殻が【写真中】 見てくださいこの透明度!!!【写真下】 ヒッチハイクの車中。いいんです狭くても。車で帰れるのなら。

午前の半日観光を終えた後、午後はホテルのレンタルマウンテンバイク(半日約750PCF=約750円)で、東の端にあるペングビーチへ。

実は、南のロンガニビーチに行こうかと思っていました。でも、ペングビーチは、エアソのビーチの次に魚が多いと教えてもらったのでGO!

リゾートスタッフには「車でも30分ほどかかるし、遠いからやめた方がいい」と再三言われたにも関わらず、わたしは勢いよく飛び出しました!

そう、「車で30分なら自転車で1時間でしょっ!」という軽い考えが。
しかし、漕いでも漕いでもたどり着かない夢のペングビーチ。

あと10分くらいかな? ここはどこだろう?

あと10分くらいかな? ここはどこだろう?

何度も何度も繰り返し迷い、通りすがりの車のドライバーに聞きながら到着したのは出発から2時間後。
「やっと着いたー!!!!!!!!!!!」
そこは一部の人しか知りえない、夢のように美しい海が広がる、まさしく隠れ家。楽園。
汗だくの体で海DIVE! 当初の目的だった魚は多くないですが、もうそのただただ美しさに大満足しました。
問題はただひとつ・・・。帰りも2時間かけて戻る・・・のか・・・?

海からあがったまま、濡れた身体でまたまた漕ぎ出した自転車。途中、疲労に負け、とうとう人生初のヒッチハイク。
2度乗り継いでやっとリゾートへ帰還。帰りは30分で帰ることができました!
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ロマンと冒険(?)に満ちあふれた、リフー島の旅でした。南国だけれど南国でないような、そんな不思議な島。
きれいな海と大自然と人々の優しさに恵まれたリフー島。
また行きたい!!と思える心に残る島です。みなさんもぜひ!

特にこんな方におすすめします。

◎フランスとポリネシア、2つの文化を体験したい方
◎大自然のなかの隠れ家ビーチでのんびりしたい方

お気軽に、ご相談くださいませ!!


【写真上】 このホワイトサンドビーチ!さらさら!真っ白!しかも見たこともないようなきれいな貝殻が
【写真中】 見てくださいこの透明度!!!
【写真下】 ヒッチハイクの車中。いいんです狭くても。車で帰れるのなら。